【厚生労働省】現行制度の下で実施可能な範囲におけるタスク・シフト/シェアの推進について
掲載日: 2021-10-05
掲載日 : 2021-10-5
令和3年9月30日付け医政発0930第16号 厚生労働省医政局長通知
医師の時間外労働の上限規制が適用される令和6年4月に向けて、医師の労働時間の短縮を進めるためには、多くの医療関係職種それぞれが自らの能力を生かし、より能動的に対応できるようにする観点から、まずは、現行制度の下で実施可能な範囲において、医師の業務のうち、医師以外の医療関係職種が実施可能な業務について、医療機関において医師から他の医療関係職種へのタスク・シフト/シェアを早急に進める必要がある。
現行制度の下で医師から診療放射線技師へのタスク・シフト/シェアが可能な業務の具体例
① 撮影部位の確認・検査オーダ代行入力等
② 画像誘導放射線治療(IGRT)における画像の一次照合等
③ 放射線造影検査時の造影剤の投与、投与後の抜針・止血等
④ 血管造影・画像下治療(IVR)における補助行為
⑤ 病院又は診療所以外の場所で医師が診察した患者に対するエックス線の照射
⑥ 放射線検査等に関する説明、同意書の受領
⑦ 放射線管理区域内での患者誘導
⑧ 医療放射線安全管理責任者